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スキンケア

子どもの塗り薬はどのくらい?FTUでわかる軟膏・クリームの適切な量

「塗り薬をもらったけれど、どのくらい塗ればよいのかわからない」「薄く伸ばすだけでよいの?」と迷うことはありませんか。

軟膏やクリームの量を確認する目安に、FTU(フィンガー・チップ・ユニット)があります。この記事では、FTUの意味と子どもの塗り薬の量、家庭での塗り方を説明します。

実際に塗る場所・量・回数・期間は、処方時の指示を優先してください。

FTUとは?塗る量と広さの目安

1FTUは、口径約5mmのチューブから、大人の人差し指の先端から第一関節まで押し出した量で、約0.5gに相当します。

この量で塗れる広さは、大人の手のひら側の手形約2枚分(指を含む)です。子どもに塗る場合も、量を測る基準は大人の指です。

FTUは、薬の量と塗る広さを結び付けて考えるための目安です。どの薬でも同じ量を塗ってよいという意味ではありません。

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チューブの口の大きさに注意

指の第一関節まで出せば、どのチューブでも約0.5gになるわけではありません。口が細いチューブでは、同じ長さでも出てくる量が少なくなります。

日本皮膚科学会では、5gの小さいチューブの場合、指先から第一関節まで2回押し出した量が約0.5gになると説明しています。手元の薬でどのくらい出せばよいかは、医師や薬剤師に確認してください。

子どもの年齢別・部位別の目安

次の表は、ステロイドの軟膏・クリームを、各部位の全体に1回塗る場合の目安です。単位はFTUで、1FTUは約0.5gです。

子どもの各部位全体に1回塗る量の目安(FTU)
年齢顔・首片腕・片手片脚・片足胸・お腹背中・お尻
3〜12か月111.511.5
1〜2歳1.51.5223
3〜5歳1.52333.5
6〜10歳22.54.53.55

英国NHSの患者向け資料を参考にした目安です。体格や塗る範囲によって必要量は異なります。

腕の一部に湿疹がある場合に、片腕全体の量を使うわけではありません。また、片腕・片脚の数値なので、左右両方の全体に塗る場合は、それぞれの量を合わせて考えます。

表にない年齢や、顔と体で異なる薬を使う場合などは、処方時に個別の量を確認してください。

家庭での塗り方と、回数・期間の考え方

強くこすらず、やさしく塗り広げる

塗る前に手を洗い、指示された量を、指示された範囲にやさしく塗り広げます。ステロイドの軟膏・クリームは、強くすり込む必要はありません。

回数・期間は処方時の指示を守る

塗る回数は、薬の種類や皮膚の状態によって異なります。「すべての塗り薬を1日2回」とは限りません。症状の改善に合わせて、回数を減らす治療もあります。

薬を受け取る際には、どの薬を・どこに・どのくらい・何回・いつまで塗るかを確認しておくと、家庭で迷いにくくなります。

よくならないとき・量がわからないとき

塗る量が少なすぎると、薬の効果が十分に得られないことがあります。一方、よくならない理由を、量不足だけで判断することはできません。薬の種類や塗る範囲、皮膚の状態などを確認する必要があります。

指示どおりに使っても改善しない場合や、塗ると刺激が強い場合、悪化している場合は、自己判断で量や回数を増やさず相談してください。

相談時には、使用している薬と、塗っている場所・回数・何日でどのくらい使ったかがわかると、使用状況を共有しやすくなります。

よくある質問

10gのチューブは何日くらい持ちますか?

1FTUを約0.5gとすると、10gは約20FTU分です。

例えば、医師から1回2FTUを1日2回塗るよう指示された場合、1日の使用量は約2gとなり、計算上は約5日分です。実際に何日持つかは、指示された量や回数によって変わります。

子どもの指で測るのでしょうか?

子どもに塗る場合も、大人の人差し指を基準にします。子どもの指の長さで測ると、想定される量より少なくなることがあります。

ローションは、どのくらい出せばよいですか?

ローションは、軟膏・クリームのように指の長さで測るのではなく、製品に応じた目安を使います。

例えば、ヒルドイドローション0.3%の25g・50gボトルでは、1円玉大に出した量が約0.5gで、大人の手形約2枚分に塗る目安とされています。

この目安をすべてのローションや容器に一律に当てはめることはできません。使用する製品・容器に応じて確認してください。

また、軟膏・クリームでも、使用量に制限がある薬があります。FTUの表だけで量を決めず、処方時の説明に従ってください。

参考資料

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