「小学生になってもおねしょが続く」「宿泊行事が近くて心配」といったお悩みはありませんか?
おねしょ(夜尿症)は、お子さんの性格や育て方の問題ではなく、「体の発達」や「生活習慣」が複雑に関係している病気です。一人で悩まず、まずは一度お気軽にご相談ください。
1. 受診の目安
適切な治療と生活指導を行うことで、多くのお子さんが改善に向かいます。5歳を過ぎても続く場合を「夜尿症」と呼びます。
- ・5歳を過ぎても、月に数回以上おねしょがある。
- ・小学校入学を控えている、または小学生になっても続いている。
- ・一度おねしょがなくなったのに、再び始まった。
2. 当院での検査・診断
まずは問診とお子さんの負担にならない簡単な検査で状態を把握します。
| 項目 | 内容・目的 |
|---|---|
| 問診 | おねしょの頻度、生活リズム、これまでのお悩みをお伺いします。 |
| 尿検査 | 尿の濃さや炎症・糖の有無を調べ、内科的な病気が隠れていないか確認します。 |
| 排尿記録 | ご家庭で「出る量」を記録していただく場合があります。 |
3. 治療の3つの柱
-
① 生活指導(治療の基本)
まずは薬を使わず、生活リズムを整えることから始めます。夕食後の水分を控える工夫や、規則正しい睡眠、寝る前の排尿習慣を徹底します。
-
② アラーム療法
パンツに小さなセンサーを装着し、おねしょの瞬間にアラームで知らせる訓練です。寝ている間の膀胱容量を増やしたり、尿意で目を覚ます力を養います。
-
③ 薬物療法
必要に応じて、尿を濃縮して量を減らすお薬などを処方します。宿泊行事(キャンプや修学旅行)に合わせた一時的な使用も可能です。
治療で一番大切なのは、「あせらない・怒らない・起こさない」ことです。自信を持って毎日を過ごせるよう、一緒にサポートしていきましょう。
4. よくあるご質問(Q&A)
Q. 夜中に起こしてトイレに行かせたほうが良いですか?
A. 眠りのリズムを崩したり、尿を減らすホルモンの分泌を妨げたりするため、基本的にお勧めしていません。
Q. 小学校の宿泊行事がありますが、相談できますか?
A. はい、可能です。行事の数ヶ月前から治療を開始するのが理想ですが、直前でもお薬による対策をご提案できます。
5. 予約方法・当日の持ち物
■ ご予約のご案内
- ・診察予約サイトより「おねしょ外来」を選択してご予約ください。
- ・当枠はお一人ずつ時間を確保して診察いたします。
- ・ネット予約はこちら
■ 必要な持ち物
※以下のものを必ずご持参ください。
- 母子健康手帳
- マイナ保険証・資格確認書・受給券
- お薬手帳(現在服用中の薬がある方)
- 事前メモ(頻度、行事の有無、便秘の有無など)