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予防接種

百日せきから子どもを守る|三種混合ワクチンの追加接種について

「百日せき」と聞くと、赤ちゃんの病気というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし今、小学校や中学校での集団感染が大きな問題となっています。

せっかく赤ちゃんの時にワクチンを打ったのに、なぜ大きくなってから感染してしまうのでしょうか?今回は、お子さんと周りの家族を守るために知っておきたい「三種混合ワクチンの追加接種」について解説します。

1 なぜ「追加」の接種が必要なの?

乳児期に「四種混合ワクチン」を4回接種することで、百日せきの免疫は一度しっかりつきます。しかし、その免疫は5〜6歳ごろには30%以下にまで低下してしまうことがわかっています。

免疫が落ちた時期に小学校などの集団生活が始まるため、学齢期に感染が広がりやすくなることがわかっています。感染した小中学生から、きょうだいや家族へと家庭内で感染が拡大し、特に免疫を持たない新生児にうつしてしまうと、重症化するなど深刻な問題となる恐れがあります。

2 日本小児科学会が推奨する接種スケジュール

こうした背景から、日本小児科学会では定期接種(4回)に加えた「追加接種」を推奨しています。

① 小学校入学前(5歳〜7歳未満)

  • 時期: 幼稚園・保育園の「年長さん」の時期
  • 内容: 三種混合(DPT)の追加接種
  • ポイント: MR(麻疹・風疹)第2期ワクチンと一緒に接種することが可能です。入学準備の一つとして検討しましょう。

② 小学校高学年(11歳〜12歳)

  • 時期: 小学校6年生ごろ
  • 内容: 三種混合(DPT)への変更接種
  • ポイント: 通常は「二種混合(DT)」を定期接種しますが、これを三種混合(DPT)に変更することで、百日せきの免疫を再び強化できます。

知っておきたい「任意接種」のこと

現在、これら2回の追加接種は、原則として自費(任意接種)となります。「任意」と聞くと「打たなくてもいいもの?」と思われがちですが、世界保健機関(WHO)もその必要性を認めており、お子さんの健康と地域の安全を守るために非常に重要な役割を持っています。

3 よくあるご質問(Q&A)

Q. 副反応はありますか?

A. 接種部位の腫れや痛み、赤みが出ることがあります。多くは数日で自然に治まります。

Q. 他のワクチンと一緒に打てますか?

A. はい、同時接種が可能です。一度の通院で効率的に免疫をつけることができるため推奨しています。

Q. 年長さんの時期を過ぎてしまったのですが、もう打てませんか?

A. 小学校入学後でも接種は可能です。気づいた時点で早めにご相談ください。

4 ご予約方法

お電話でお問い合わせください

📞 043-241-2861

ワクチンは取り寄せとなるため、予約確定後のキャンセルは受け付けていません。あらかじめご了承ください。

5 当日の持ち物

  • 母子健康手帳(接種記録の確認に必須です)
  • マイナ保険証 または 資格確認書子ども医療費助成受給券(本人確認用)
  • 診察券・お薬手帳(お持ちの方)

おわりに

百日せきは、ひどい咳が数ヶ月続く、子供にとっても非常に辛い病気です。
「あの時打っておけばよかった」と後獲しないために、入学前や11歳からの追加接種について、ぜひかかりつけの小児科医に相談してみてください。

お子さんの健やかな成長のために、
ワクチンで防げる病気(VPD)をしっかり予防しましょう!


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