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【助成あり】おたふくかぜワクチンの任意予防接種について(詳細はこちら

予防接種

【医師が解説】なぜ今、小学校入学前に「三種混合ワクチン」の追加接種が勧められているの?

こんにちは。小児科からのお知らせブログです。

お子さまが成長し、いよいよ小学校へ入学する時期が近づくと、準備することがたくさんありますよね。その中でも特に確認していただきたいのが、「ワクチンの接種漏れがないか」ということです。

集団生活が本格化する小学校入学前は、ワクチンの受け忘れをチェックし、必要な免疫を補うためのとても大切なタイミングです。

今回は、最近特に小児科学会などから推奨されるようになった「小学校入学前の三種混合ワクチン(任意接種)の追加接種」について、なぜ必要なのかを分かりやすく解説します。

1. 小学校入学前の「百日咳」の免疫低下について

乳幼児期に「四種混合(DPT-IPV)ワクチン」を4回しっかり接種されたお子さまは多いと思います。このワクチンを打つことで、ジフテリア、破傷風、ポリオ、そして「百日咳」の4つの病気を予防する免疫がつきます。

しかし、せっかくワクチンで獲得した免疫も、百日咳に関しては小学校に入学する頃(5〜6歳頃)には徐々に低下してきてしまうことが分かってきました。

2. 百日咳にかかる中心は「小学生」という事実

「百日咳は赤ちゃんの病気では?」と思われている方もいるかもしれません。

しかし、国立感染症研究所などの調査データによると、現在、日本国内で百日咳にかかる患者さんの多くは「小学生(学童期)」となっています。乳幼児期に4回きっちりワクチンを接種していても、年齢とともに免疫が落ちたタイミングで感染してしまうケースが目立っているのです。

百日咳にかかると、激しい咳が何週間も長く続き、夜も眠れなくなるほど体力を消耗してしまいます。また、学校での集団感染のリスクや、お家に小さな赤ちゃんがいる場合は赤ちゃんにうつしてしまうと重症化しやすいという危険もあります。

3. 小学校入学前(就学前)の「三種混合ワクチン」の推奨

そこで日本小児科学会では、就学前の時期に、5回目の追加接種として「三種混合ワクチン(DPT)」を接種することを推奨しています(※任意接種・全額自己負担となります)。

三種混合ワクチンは、ジフテリア、破傷風、百日咳に対するワクチンです。これを就学前にもう一回接種しておくことで、低下しかけていた百日咳への免疫を再び高め、小学校での集団生活での感染からお子さまをしっかり守ることができます。

※あわせて、同じタイミングでポリオワクチン(任意接種)の追加接種を受けることができます。また、定期接種であるMR(麻疹風疹混合)ワクチン2回目おたふくかぜワクチン2回目の接種も忘れずに行いましょう。

4. 11歳〜12歳でも、「三種混合ワクチン」という選択肢

小学校入学前に三種混合を受けそびれてしまったという方もご安心ください。

通常、11歳〜12歳になると、定期接種として「二種混合(DT)ワクチン」の連絡が自治体から届きます。この二種混合ワクチンの代わりに、自己負担(任意接種)で「三種混合ワクチン」を選択して接種することも可能です。

これによって、小学校高学年から思春期にかけて再び低下する百日咳の免疫を補うことができます。

まとめ:かかりつけ医にご相談ください

小学校に入学すると、これまでに比べてワクチンを接種する機会自体が少なくなっていきます。

「うちの子の接種歴はどうだったかな?」「受けるタイミングやスケジュールを知りたい」など、少しでも気になることがございましたら、母子手帳をお手元にご準備の上、ぜひ当院(かかりつけ医)までお気軽にご相談ください。

大切なお子さまが元気に小学校生活をスタートできるよう、しっかりと免疫の準備を整えてあげましょう!

参考資料

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