9〜10か月健診のご案内
「ずりばいやハイハイで元気に動き回るようになった」「手先が器用になって、小さなものをつまもうとする」
そんな行動範囲や興味がグッと広がる時期にやってくるのが「9〜10か月健診」です。この記事では、当院の健診でチェックするポイントをお伝えしています。
1. 9〜10か月健診の主な診察項目
この時期の健診は、ハイハイやつかまり立ちなどの「粗大運動」、指先の器用さなどの「微細運動」、そして言葉への理解などの「精神発達」が順調かを確認します。医師が以下のポイントを丁寧に確認します。
| 診察・検査項目 | 内容・目的 |
|---|---|
| 体の発育チェック | 体重・身長・頭囲を測定し、成長曲線に沿って順調に増えているか、栄養状態(離乳食の進み具合など)に問題がないかを確認します。 |
| 運動発達のチェック | ・お座り・はいはい:支えなしでしっかり座り続けられるか、はいはい(ずりばいを含む)で移動できるか確認します。 ・つかまり立ち:何かにつかまって立つことができるかを確認します。 ・指先の動き:親指と人差し指を使って、小さなおもちゃなどを上手につまむことができるかを確認します。 |
| 心の発達と感覚(目・耳) | ・言葉の理解と呼びかけ:名前を呼ばれたら振り向くか、「バイバイ」などの簡単な身振りを理解して真似をしようとするか確認します。 ・人見知り・情緒:後追いができるか、おもちゃを隠したときに探そうとするか(物の永続性の理解)などを確認します。 |
| 全身の病気スクリーニング | ・お口と歯の確認:乳歯の生え具合(上下の前歯など)や、虫歯の原因となるお口の環境をチェックします。 ・各器官の異常:心臓の雑音、お腹の腫れ、皮膚の状態、男の子の精巣の確認(停留精巣の有無)など、全身を隅々まで丁寧に確認します。 |
2. 費用と受診について
母子健康手帳別冊の「乳児一般健康診査受診券」を使用することで無料(公費負担)で健診を受けることができます。受診の際は、母子健康手帳と別冊を必ずご持参ください。
【受診券の仕組みについて】
受診券は全部で2枚配られます(1枚は3〜7か月推奨、もう1枚は9〜10か月推奨)。
2枚目の受診券が、この「9〜10か月健診」の対象となりますので、お間違えのないよう別冊をご確認ください。
【定期予防接種の同時接種をご希望の方へ】
9〜10か月頃は定期予防接種の端境期にあたることが多いですが、まだ未接種のワクチン(B型肝炎の3回目など、完了していないもの)がある場合は健診と同時に接種が可能です。ご希望される場合は、所定の予診票も合わせてお持ちください。
3. 健診の時間枠のご案内
当院では、パパ・ママと赤ちゃんが安心して来院できるよう、2つの時間帯で健診を受け付けています。
一般診察のお子様と時間を分けた安心の専用枠です。動きが活発になる時期ですので、ゆったりと診察を受けられるこちらの時間帯がおすすめです。
- ・月曜: 14:30 ~ 15:00
- ・火・水・金曜: 14:00 ~ 15:00
・月曜 ~ 木曜の通常の診察時間内でも乳幼児健診の対応が可能です。
4. 当日の持ち物
- ・母子健康手帳
- ・乳児一般健康診査受診票(母子健康手帳別冊)
- ・定期予防接種の予診票 (同時接種をご希望の方)
- ・マイナ保険証 または 資格確認書等 (本人確認用)
- ・子ども医療費助成受給券 (本人確認用)